オーストラリアのケアンズでコアラを抱っこできる?可能な場所や注意点
コアラ

オーストラリアと聞いて思い浮かべるのが『コアラ』という方も多いでしょう。コアラはオーストラリアにしか生息していないため、動物園でも子供達から大人気です。特にケアンズの周辺には大小規模は違いますがいくつもの動物園があり、コアラだけでなくエミューやウォンバットなど可愛らしい見た目の珍しい動物たちを見ることができます。

旅行でオーストラリアに行くならコアラやオーストラリアの動物たちと触れ合ってみたいという方の為にケアンズ近郊で楽しめるスポットや情報をまとめてみました。

ケアンズではコアラを抱っこできる?

コアラ
コアラ

愛らしい外見で世界中から人気があるコアラ。オーストラリアならどの動物園でもコアラが見られますが、実は抱っこできる場所の方が少ないのです。

オーストラリアだからどこでもコアラと触れ合える、と勘違いしてせっかくの旅行の思い出作りに失敗してしまった…ということもよくあるそうです。コアラを抱っこできる場所を旅のプランを立てながらしっかりとチェックしておきましょう!

オーストラリアは条例によってコアラが抱っこできる州とそうでない州があります。港町ケアンズがあるクイーンズランド州ではコアラを抱っこする事が可能です。

クイーンズランド州の他に、南オーストラリア州、西オーストラリア州がコアラの抱っこが許可されている州です。

コアラを抱っこできる動物園とは?

コアラの抱っこが条例で許可されているとはいえ、その州の全ての動物園でコアラの抱っこができるとは限りません。のんびりした見た目と同様、コアラはとても気が弱い生き物なので少しの時間でも抱っこされることにストレスを感じてしまいます。

コアラが抱っこできる州にも必ずルールが決められていて、クイーンズランド州では『それぞれのコアラが抱っこされるのは1日30分以内』という法律があります。ですので、ケアンズ周辺でもコアラが抱っこできる動物園が限られてきますが、その中でもオススメの動物園とその魅力をご紹介します。

①ハートリーズ・アドベンチャー

ワニ
ワニ

世界遺産に指定されている熱帯雨林の中に施設が建てられているケアンズ最大の動物園で、コアラ意外にも様々な動物たちを鑑賞することができ、この動物園は持参したカメラで撮影しても良いので、旅の思い出を自慢のカメラで残すことができます。コアラ以外の動物達が何100種類飼育されているので、1日かかっても飽きずに堪能することができますよ。

②ケアンズ・ズーム・アンド・ワイルドライフ・ドーム

ポッサム
ポッサム

この動物園はなんと街中のビルの屋上にあるのでアクセスが楽チンです。郊外の動物園は移動するのも一苦労なのと、天気が悪いと外出も敬遠しがちですがここはドーム状のガラスの屋根に覆われているので、他の観光地巡りのちょっとした合間に足を運ぶことができます。入園せずにコアラの抱っこ写真のみのチケットもあり、とても人気の動物園です。コアラの他にポッサムやベトンもいます。

園内では鳥が放し飼いになっているので、運が良ければ綺麗な南国の鳥たちとふれあいながら園内を鑑賞することができるでしょう。

③レインフォレステーション・ネイチャーパーク

アボリジニ
アボリジニ

ケアンズでも他の動物園に比べると規模は小さめですが、「熱帯雨林ツアー」「アボリジニの文化体験」「コアラの抱っこ写真撮影」とオーストラリア観光の目玉が揃っています。この動物園はケアンズ市街から30分程度のアクセスなので大自然と文化を手軽に味わうことができます。

④キュランダ・コアラガーデンズ

キュランダ1日観光
キュランダ1日観光

その名の通り、園内には他の動物園より多くのコアラが飼育されています。自分のカメラでの写真撮影ももちろんOK、なんとビデオの撮影も可能です。オーストラリアに馴染みのあるウォンバットやワラビーも放し飼いにされており、嬉しいのがとにかくお値段が他の動物園よりもリーズナブルな事です。

⑤ワイルドライフ・ハビタット

エミュー
エミュー

この動物園の見所は、なるべく自然に近い状態で飼育されている動物たちを間近に見られることです。来園者を気にすることなくのんびりお昼寝しているエミューやワラビー、自由に飛びまわる色鮮やかな南国の鳥たちはワイルドライフ・ハビタットならではの光景です。

コアラはもちろん他の動物たちへの餌やり体験ができるのが目玉ですが、時間が決まっているので事前にHPをチェックしてから来園しましょう。

以上がケアンズでコアラが抱っこできる動物園です。ケアンズには他にも沢山の動物園がありますが、残念ながらコアラが抱っこできるのは上記の動物園だけです。オーストラリアでも珍しい蝶や鳥が多く見られる動物園も沢山ありますので、時間に余裕があったら足を運んで見てはいかがでしょうか。

コアラを抱っこする際の注意点とは?

コアラ
コアラ

日本ではコアラの抱っこが禁止されているので、かってが分からず犬や猫のようにペットを愛でる感覚でコアラに触れ合おうとする観光客が多いそうです。旅行などでコアラを抱っこする予定なら事前に注意するポイントを知っておくべきですね。

コアラは実はとっても神経質で気弱な生き物です。人が触ることによってストレスを感じるとも言われており、ストレスが原因で命を落とすこともあるそうです。日本でコアラの抱っこが禁止されている理由は、コアラがとてもストレスを感じやすい生き物だからです。

コアラを抱っこするときにはどう抱っこする?

ではコアラを抱っこする時はどんな注意をするのでしょうか。それは『できるだけ揺らしたりせず、動かさないように優しく抱え、大きな声や物音を出さない事。』です。抱き抱えているとき、抱き抱えている間も『そっと抱くこと。』をしっかり意識して注意を払って抱っこしましょう。

イメージとしては、『コアラのおへそのあたりに手を固定して、もう片方の手でコアラを下から支えてしっかりと抱く』という感じをイメージしていてください。人の赤ちゃんを

あやすように揺れたりポンポンと叩いてはいけません。

動物園ではコアラ以外も楽しめる!

コアラ以外も楽しめる

オーストラリアの動物園といえばやっぱり『コアラ』がメインですが。コアラ意外にも珍しくてかわいい動物だって沢山います。せっかくの動物園ですから、気になる動物をチェックしてみると思わぬ出会いがあるかもしれません。

①ハートリーズ・アドベンチャー

ワニ
ワニ

ケアンズ1の広さを誇るハートリーズ・アドベンチャーですが、コアラの抱っこもさることながら実はワニの飼育に力を入れており、クロコダイルが見られるボートクルーズが人気です。クロコダイルファームの見学や巨大イリエワニの餌付け体験もできます。その他1日中様々なショーやアトラクションが行われているので何日居ても飽きません。

②ケアンズ・ズーム・アンド・ワイルドライフ・ドーム

コンパクトな動物園ですが、コアラやワニも見られるのと空中アスレチックがあるので子供連れに人気のある動物園です。街中のビルの屋上にあるというアクセスのしやすさで郊外にある動物園に行く時間が取れない人には大変おすすめです。

③レインフォレステーション・ネイチャーパーク

大型水陸両用車で熱帯雨林の川や森の中をアドベンチャー気分でガイドさんの解説を聞きながら散策することができ、オーストラリアの先住民族アボリジニの踊りを見たり、ブーメランと槍投げの体験ができます。園内には様々なフルーツが植えられた果樹園もあり、こちらも見学することができるので要チェックです。

④キュランダ・コアラガーデンズ

キュランダ・ヘリテージマーケット内と隣接するように3つの動物テーマパークのうちの一つで、放し飼いのワラビーと遊んだりできます。

バードワールド・キュランダはオーストラリア最大級のエイビアリーで、オウムやインコ等のオーストラリア原産の鳥を自然に近い姿で観察できます。

⑤オーストラリアン・バタフライサンクチュアリ

バタフライ
バタフライ

世界でも希少な蝶の動物園といわれています。園内では常時1500羽以上の蝶が優雅にひらひらと舞っており、その光景は目を奪われることでしょう。

隣接する施設は15分に1本移動のバスが運行していますので、1日で全ての施設へ足を運ぶことも可能です。

⑥ワイルドライフ・ハビタット

入場料の安さはケアンズで一番ですが、それだけではなく飼育されている動物が多く、規模が大きい動物園として人気です。体験できるツアーも沢山あり、なんといっても夜行性の動物を観察できるナイトツアーはワイルドライフ・ハビタットだけで、水陸両用の多人数乗りのバスに乗って、ガイドの解説を受けながら夜の熱帯雨林を満喫できるのはここだけです。

まとめ

コアラ抱っこまとめ

せっかくの海外旅行ですので、事前にしっかりと予定を立てて楽しい旅の思い出を作りたいですよね。動物園によっては餌やり体験があったり、コアラ以外も抱っこ撮影ができる動物も居ます。

カンガルーやワラビー、コアラのような愛らしく大きな鼻のウォンバット、飛べない鳥のエミュー、名前の割に見た目が可愛いタスマニアン・デビル。他にも沢山オーストラリアの温暖な気候で生息している動物たちと出会うことができます。

最近はタスマニアの川に生息している野生のカモノハシを見に行くツアーが人気だそうで、近年は動物園に行くよりバードウォッチングや野生の動物たちを見るために手付かずの自然を散策するツアーが若い観光客を中心に人気が出てきているそうです。

日本ではなかなか出会うことがない貴重な動物達との体験、思い出作りのために是非オーストラリア旅行の参考にしてみてください。

投票する!

コメント

コメントを残す